キックボード規制が大幅緩和、16歳以上は免許不要でヘルメットも任意に



新時代の乗り物としてキックボードが最前線に躍り出ることになりそうです。詳細は以下から。


FNNの報道によると、警察庁がこれまで「原付バイク」と同じ扱いとしてきた電動キックボードで、時速20km以下で走行するモデルを運転免許不要とする方針を固めたそうです。

車体の大きさが自転車程度で、最高速度が時速20km以下の電動キックボードについては、公道を走行する場合に「自転車」と同じ扱いとし、16歳以上であれば免許不要で乗れるようになります。なお15歳以下は今後も公道を走れません。


2021年4月の警察庁の有識者委員会の中間報告では時速15km超で走る電動キックボードは原動機付き自転車と同等の扱いで車道のみ走行が認められるとされており、自転車扱いの最高速度が5km分上乗せされた形となっています。

自転車扱いのモデルではナンバープレートとサイドミラーなどは必要ですが、ヘルメットの着用は努力義務の任意となり、実質不要に


また車道での走行を原則としつつ、時速6kmまでに制御していて、それが分かる表示ができれば歩道の走行も認められるとのこと。

警察庁は2022年の通常国会に道路交通法の改正案を提出する方針とのこと。来年中にもノーヘルの電動キックボードが辺りを走り回ることになるかもしれません。

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