安倍首相をトップとした自民党の大麻活用勉強会が設立されました。
◆自民党が大麻活用勉強会を設立、安倍元首相が最高顧問に就任
2022年4月27日、自民党の有志議員らによる「産業や伝統文化等への麻の活用に関する勉強会」が設立され、初会合が開かれました。
森山裕総務会長代行が会長となり、安倍晋三元首相が最高顧問に就任。勉強会の狙いは大麻草の生産者支援や産業用素材としての活用を広げることとされています。
安倍最高顧問は「大麻というだけで相当偏見を持たれている。農業、産業(振興)の観点からもしっかり考えていく必要がある」と強調。大麻取締法改正にも影響を与えることになりそうです。
◆安倍元首相と大麻の長いつながり
安倍首相といえば、妻の昭恵氏が長く大麻解禁活動に関わってきたことが有名です。
週刊ポストは2017年にも「大麻解禁派にのめり込む安倍昭恵夫人 官邸は危うさを心配」とする記事を掲載。
2015年に鳥取県智頭町の大麻畑を視察して「大麻で町おこし」を宣伝した経緯を紹介し、2015年の「週刊SPA!」のインタビュー記事も引用しています。
〈大麻はただの植物ではなくて、たぶんすごく高いエネルギーを持っていると私は思うんです〉
〈何千年もの間、日本人の衣食住と精神性に大きくかかわってきた大麻の文化を取り戻したい……。私自身も大麻栽培の免許を取ろうかと考えたほどです〉(『週刊SPA!』2015年12月15日号)
(大麻解禁派にのめり込む安倍昭恵夫人 官邸は危うさを心配|NEWSポストセブンより引用)
当時は安倍氏も心配していたとのことですが、今回の最高顧問就任には昭恵氏の活動が影響した可能性もありそうです。
自民党の目指す「大麻活用」は、はたして日本の今後の大麻事情にどのような影響を与えるのでしょうか。
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