【速報】「ねこホーダイ」がサービス停止、開始から半月弱で



責任を持たずに気軽に猫を飼うことができ、要らなくなったら簡単に手放せると大炎上したサブスクサービスが年越しを待たずにサ終となりました。


猫を月額380円で飼い放題&手放し放題できるサブスク「ねこホーダイ」が誕生から半月でサ終に

rel="noopener">ねこホーダイ」。月額380円の会員制サブスクサービスで、会員になれば無料で提携シェルターに保護された猫を譲り受けることができます。
2022年12月15日にサービス開始となった「ねこホーダイ」がサービス停止を発表しました。

ねこホーダイは月額380円の会員制サブスクサービスで、会員になれば無料で提携シェルターに保護された猫を譲り受けることができることが大きな特徴でした。


しかし審査やトライアルなしで猫を譲り受けられる上、の要らなくなった猫も無料で提携シェルターに引き取ってもらえる内容だったため当然のように大炎上となりました。


ねこホーダイは12月29日に公式サイト上でサービスを停止することを発表。開始から半月弱で事実上のサービス終了となりました。

停止理由としては、「ここ数日で想定を大きく上回る多くの方に会員登録を頂くこととなりました」とした上で「会員の皆様に対し、円滑かつ適切にサービスをご利用頂くことを担保しかねる状況」になったためと述べています。

さらに「皆様からのご意見、ご質問を踏まえた形でのサービスの運用を行う」ともしており、「より多くの皆様に、安心してご利用頂けるサービスとなるよう当社側の体制を整備し、またこの機会に併せて、サービスの在り方について今般皆様から頂いたご指摘等を踏まえ、慎重に検討を行う所存です」とのことで、何らかの形で復活する可能性もありそうです。

登録済みの会員に対しては「返金または決済キャンセルの手続き」を行い全額が返金されるとしています。

また「当社にお寄せ頂いたご質問について」というコーナーでは、これまで公式サイト上で一切説明されていなかった「1年間に1頭のみ」「会員様ご本人と面談し、本人確認書類と、公共料金の領収書により現住所と登録住所の一致を確認する」「完全室内飼育や譲渡後の飼育状況の報告等について記載された譲渡誓約書への署名及び提出等を行って頂く」などの説明が行われています。

こうした極めて重要な規定やプロセスが省かれた上で手軽なサブスクサービスを謳って会員を集めていた姿勢には改めて疑問符が付けられることになりそうです。

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