【タイ・レポート】タイの現在の食事事情は?ローカルタイ料理が「劇的」進化を遂げていた



タイといえば多くの人が期待するのがタイ料理ではないでしょうか。ローカルの食堂や屋台であれば1食50バーツ(約200円)前後で食べられるお手頃さはもちろん、エスニックな味わいは日本でも人気です。

タイ取材中にバンコクとパンガン島で食べた料理を紹介しつつ、この10年で起きたタイ料理の一つの「劇的」な進化についてお伝えします。


まずこちらはカオサンロードから徒歩5分ほど、バンランプーバス停の広場の角にあった朝食屋台です。


豚肉とケールのぶっかけご飯です。お好みで奥にある辛味ソースやニンニク、唐辛子などと合わせていただきます。


先ほどの屋台からすぐのソイ・クライシの屋台街で買った豚の串焼き、ムーピンです。


こちらはバンランプーバス停の広場からすぐのウサ・サワス橋たもとにあるダック料理のお店。


運河沿いのオープンエアな空間で料理を楽しめます。


一番人気であろうダックヌードル。いろいろな部位がこれでもかと入っていて、どれもこの上ない美味でした。


50バーツ(約200円)でこれが食べられるのは、やはりタイの豊かな外食文化のなせる技なのでしょう。このメニューにある値段はタイの屋台やローカル食堂の価格帯だと考えて良いでしょう。


こちらは知人に案内されて行ったつみれ入りのタイラーメン。昔は10バーツラーメンなんてものもありましたね…と少ししみじみ。


タイに来たら外せないカオマンガイ。日本でもようやく定番になりましたが、本場での食べ歩きは楽しいものです。


こちらは日本でも少しずつ知られ始めたタイの焼肉+鍋料理、ムーガタ(ムーカタ)です。ジンギスカンのような鍋で肉を焼き、周囲の溝でスープと垂れた肉汁のミックスで野菜や春雨などを煮て楽しみます。


こちらが焼き物プレート。


生卵を落として混ぜ混ぜしてから焼くのが本場のお作法です。


こちらは煮る系のプレート。


調理スタートするとこんな感じです。一石二鳥を地で行く美味しさと楽しさです。ぜひ日本でも流行って欲しいですが…。


こちらはコンビニで見つけたカオニャオバーガー。蒸したもち米のバンズで豚と鶏のつくねを挟んでいます。


日本のライスバーガーに似ていますが、カオニャオは甘みが強くもっちり度が高いのが特徴。これも日本上陸が待たれます、強く。


こちらはパンガン島で朝食に食べたカオマンガイです。お店によって少しずつ味が違うため、食べ比べて好みのお店を見つけてみても良いでしょう。



豚肉の野菜炒めご飯です。シンプルだからこそ素材の味が引き立ちます。



トムヤムクン・ラーメンです。以前はあまり見かけませんでしたが、逆輸入されたのかローカル食堂でもちょくちょく見かけました。ちゃんと美味しいのはさすが。



デザートやおやつに忘れてはならないのがマンゴーシェイク。タイ料理だけだと野菜や果物が不足しがちなので、楽しみも兼ねて飲んでみましょう。



定番タイ料理のカオパット。ちょっとしなっとなったトマトが絶妙なんですよね。



パンガン島のハードリンビーチ近くの人気シェイク店「Yoghurt Home」です。



オーダーしたのはマンゴー・パッションフルーツ・ヨーグルトシェイク、絶品です。



こちらはパンガン島の巨大なフードコート、その名も「Phangan Food Court」です。




ここでもタイ料理は50バーツから100バーツ程度が相場です。


空腹だったのでソムタム(青パパイヤサラダ)とカオパットのセット120バーツ(約480円)をいただきました。




ビーチ沿いのレストランで食べたイカのレッドカレー。以前はスープ状のものが多かったのですが、こちらも逆輸入なのか日本でも見るカレーライスタイプが増えていました。



豚肉のガーリック炒めご飯。美味しかったのですが、たまに野菜が全然無い場合があります。



こちらはジンジャーポークご飯。同上です。



たまに見かけるスナックの屋台では鶏やポテトなどのフライも売っています。お持ち帰りして部屋でビールのおつまみにもいいですね。



パンガン島のもうひとつのフードコート「Pantip Market」で見つけた寿司とたこ焼きの屋台。



実は今タイではたこ焼きはブームになっており、あちこちで屋台を見ることができます。



残念ながらタコはあまり人気がありません。サーモンやチーズ、エビなどが売れていました。



こんな感じで好きな具のたこ焼きをトレーに載せて買うパン屋方式。4個で35バーツ(約140円)でした。



ちゃんとマヨネーズや刻み海苔、カツオ節が備えられています。



ビアチャンと一緒に優勝したところです。こちらのフードコートでは普通にお酒も買って飲み食い可能です。



食欲に火が付いてたまたまオーダーしたムークロップ(皮付き豚バラ肉のカリカリ揚げ)の野菜炒めご飯。これが絶品だったので、後ほどムークロップのレシピ記事をアップします。乞うご期待。



サムイ空港の出発ロビーです。サンドイッチやクッキーなど、軽食がずらりと並んでいました。サムイ島は富裕層向けのリゾート地となっており、こうしたホスピタリティが求められるということなのでしょう。



全部無料だったのでおやつにいただきました。




こちらはたまたまコンビニで見つけたシンハービアのおそらく若者向けの新ブランド「MY BEER」。めちゃくちゃおしゃれです。



シンハービアは少々味が濃い目で氷を入れて飲む人もいますが、こちらは非常に飲みやすいさらりとした味わいです。しかもちょっと安め。



バンコクの日本人御用達、和風レストランと居酒屋の建ち並ぶトンローにあった北部タイのイサーン料理のお店「Sabsudjai」です。ビアラオにIPAができていたとは知りませんでした。味は……OKです。




これぞ本場というソムタム。外国人と分かったからか辛さをどうするか聞いてくれました。「ヌーン・プリック(唐辛子1つ)」というと日本人的に中辛程度になりました。



豚肉と野菜のぶっかけご飯です。野菜が欲しい場合はメニューに「Vegetable」とあるものを選びましょう。



トンロー近くのローカル食堂で頼んだムークロップ(皮付き豚バラ肉のカリカリ揚げ)の野菜炒めご飯。お店によって味が違いますね。こちらは甘めのチリソースでした。



スワンナプーム国際空港の出発ロビーで食べたムーピンとカオニャオです。



さて、最後になりましたがタイ料理の劇的な進化は何か、分かりましたでしょうか?多少観光客として嬉しいメニューの変化はありましたが、それはポイントではありません。

実は、タイのローカル向けの食堂や地元民の使う屋台で「白米のレベルが爆上げしている」のです。これは実際に自分で食べるまでは分からないかと思います。

10年前にタイを訪れた時点でも、タイ米はまだパサついて香りが気になってしまいました。しかし今回はどこのローカル食堂でも屋台でも、白米はしっとりと炊き上げられ、気になる香りもありませんでした。タイ米ならではの香りは残しつつも、それがえぐみや臭みにはならず、料理を引き立て食欲をかき立てるものになっているのです。

この理由について確たる結論はまだ筆者の中でも出ていません。推測としては、米の品種改良が進んだ、炊飯器などの道具が進歩した、米を炊く水の質が良くなったなどの要因があります。それぞれが重なり合っているのかもしれません。

またタイ在住の知人によると、タイでは一時日本のカレーライスが流行し、その際に日本米の炊き加減やつやっとしっとりした風味が好まれたことが遠因なのではないかとのこと。タイ米にも日本米のような炊き上がりを求めるように味覚が変化した可能性も多少はあるのではとのことでした。

実際に、日本人も平成初期の米の不作の際には、タイから援助されたタイ米を「まずい!」と敬遠していました。しかし今ではタイ米を使ったエスニック料理は定番となっており、日本米よりも高い値段で売られています。

このような変化がここ10年の間にタイで起こった可能性はありそうです。いずれにせよ、日本人観光客にとっては嬉しい変化といえるでしょう。タイを訪れた際にはぜひ最新のタイのローカル料理を楽しんでみてください。

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