「Go To Travelキャンペーン」の予定どおりの開催の決定打になるのでしょうか。詳細は以下から。
政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が「Go To Travelキャンペーン」に関し、「新幹線の中で感染は起きていない。旅行自体が感染を起こすことはない」との見解を表明しました。
尾身会長は「移動自体が感染拡大につながらない」との立場で、キャンペーン対象となる旅行会社のパックツアーやセットプランでの新幹線などの公共交通機関、ツアーバス等での移動は問題ないことになります。
ただし旅行先で飲み屋や接待を伴う店などで3密の状況になること、また大声を出すなどの行動があれば感染の可能性があるとのこと。
とはいえ3蜜の状況は宿泊施設内の食堂や温泉の大浴場でも発生する可能性が指摘されており、キャンペーン対象施設を認定する際の感染拡大防止の対策が義務付けられています。
せっかく久しぶりの旅行で開放的になりたいところですが、移動自体は問題なくとも旅先で飲み歩いたりカラオケに興じるといった振る舞いは厳しく制限されることになりそうです。
7月16日夕方にも尾身会長をはじめとした専門家らによる分科会が開催され、そこでの意見を踏まえた上で「Go To Travelキャンペーン」の予定どおりの22日からの開催が決定されることになります。
なお、東京都では16日に過去最多を更新する280人台の新型コロナ新規感染者が確認されたことが報告されています。
・関連記事
「Go Toキャンペーン」がガチの厳戒態勢に、宿泊者全員に検温実施で大浴場や食堂も利用制限、宿は感染対策の上で認定制に | Your News Online
「Go To Travelキャンペーン」4連休前日の7月22日スタート、コロナ感染者激増の中で半月前倒し | Your News Online
「愛を送れば新型コロナウイルスは消えてゆく」「私が世界をリードすれば1週間でウイルスはなくなる」、昭恵夫人が大分旅行で同行したドクタードルフィンの主張がすごいことに | Your News Online
【コラム】アジアでベッグパッカー(乞食旅行者)が増加して問題に、日本人でも | Your News Online
休暇中に旅先で仕事できてしまう制度「ワーケーション」を日経がドヤ顔で紹介、当然ながら批判の嵐に | Your News Online