家飲みをする人も増えたはずですが、やはり全体で見ると大きく消費量が減っている様子が分かります。詳細は以下から。
キリンホールディングスが12月27日に発表した「2020年 世界主要国のビール消費量」によると、世界のビール消費量が3年ぶりのマイナスとなったそうです。
2020年の170の主要な国と地域のビール消費量は前年比6.7%減の約1億7750万キロリットルで、これは東京ドーム約143杯分に相当します。
減少の理由はもちろん新型コロナのパンデミック。世界中のロックダウンや外出自粛により飲食店の売り上げが大幅に落ち込み、ビールの大びん換算で202億本分に相当する1281万キロリットルが減少しています。
国別のビール消費量は前年比8%減ながら中国が18年連続で1位。日本は前年比9.3%減で14年連続の7位となっています。
また地域別ではアジアが31.2%を占めて13年連続でトップに。ヨーロッパが26.8%、中南米が18.1%で追っています。
一方で1人当たりのビール消費量はチェコ共和国が181.9リットルで1993年からの28年連続1位をキープ。2位のオーストラリアの96.8%にダブルスコア近い差をつけた文字通りのぶっちぎりです。
かたや日本はビール、発泡酒、新ジャンルの合計で1人当たり34.9リットルで52位に。アジア勢は35位以内にまったくランクインしておらず、人口の多さから地域の消費量は多いものの、1人当たりではそこまで飲んでいない結果となっています。
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