高騰の止まらないガソリン価格も、この程度で済まなくなる可能性があります。詳細は以下から。
ロイター通信の報道によると、JPモルガン・グローバル・エクイティ・リサーチが2022年第2四半期の原油価格が1バレル125ドル(約145円)に達する可能性があるとの見方を示したそうです。
原油価格はウクライナ情勢の緊張が高まったことから、2月14日のニューヨーク原油市場では国際的な原油の先物価格が一時1バレル95ドル(約110円)を超えました。
これはおよそ2014年9月以来、約7年5か月ぶりの高値とのこと。
理由は石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど主要産油国でつくる「OPECプラス」の生産不足や余剰生産能力を巡る懸念により、原油市場の需給ひっ迫が続くためとのこと。
これにより「2022年を通し供給不足が続き、原油価格に30ドル以上の高いリスクプレミアムがつく」としています。
JPモルガンはOPECプラス構成国の投資不足とコロナ禍後の石油需要の増加が重なったことでエネルギー不足の危機にあるとしていますが、当然ウクライナ情勢も大きなポイント。
原油価格がここから30ドル上がれば、日本のガソリン代を直撃することは間違いなく、私たちの生活にも大きな影響が出ることになります。
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