自分が嬉しければ金額の問題ではないのかもしれません。
ですが少々わびしさを感じさせられるささやかな金額となっています。詳細は以下から。
保険相談サービスを提供する保険マンモスのプレスリリースによると、社会人男女の「自分へのご褒美」の金額で最多の回答は1000円~5000円未満となったそうです。
これは同社の社会人男女500人(女性361人・男性139人)への「自分へのご褒美についてのアンケート」で、自分へのご褒美をあげている人への調査結果によるもの。
「自分へのご褒美にいくら使っているか」という質問に対して1000円~5000円未満が148人と全体の約3割に。1000円未満も72人と15%弱、1万円未満とした人は合計60%を超えました。
「どのくらいの頻度で自分へご褒美をあげているか」には「1ヶ月に1回程度」「2~5ヶ月に1回程度」がほぼ同数で全体の半数程度に。数ヶ月に一度5000円未満のプチ贅沢を楽しんでいる様子がうかがえます。
「自分へのご褒美TOP10」のジャンルでは、女性が多いためか外食を含まないお菓子やデザートが販推上の支持を得てトップに。これに外食や食品、衣料など、日常生活のちょっとしたアイテムが続きます。
なおご褒美で特に多かったのがコンビニスイーツやデパ地下スイーツ。くわえて焼き肉や寿司を食べに行くというご褒美が多くなっています。
高額なご褒美では「マラソン大会に参加すること:30000円」「回らないお寿司屋さんに行って好きなだけ食べる:30000円」などが挙げられており、食べたいもの、やりたいことに全力投球している様子も。
「自分にご褒美をあげようと思う、またあげたタイミング」は半数以上の252人が「ストレスがたまったとき」を挙げ、「疲れていると感じたとき」「リフレッシュしたいとき」がそれぞれ4割超で続いています。
お金が入ったり成果が出たというプラスへの報酬ではなく、マイナスをどうにかしたい時に「自分へのご褒美」で乗り切っている人が多いことが分かります。
苦境を乗り切る溜めのリカバリーであればこそ、財布を気にせず景気よくいきたいところですが、なかなかに難しいのが現状ということでしょうか。
・関連記事
部下が「燃え尽き」にくい上司はチームに一体感を持てる人、30ヶ国の調査で判明 | Your News Online
転職先「テレワーク可」8割超が求める、20代と高齢者層100%が希望も経営陣は反発 | Your News Online
週4日労働制と退勤後の仕事の連絡を無視する権利が承認、ギグワーカーの法的保護強化も、ベルギー | Your News Online