今日から始まる令和時代。日本はどうなっていくのでしょうか?詳細は以下から。
いよいよ今日から元号が変わり「令和時代」が始まりましたが、これからの日本はどのように変わっていくのでしょうか?令和の初日に今後日本で起こるとされている予測と、既に決定している行事や予定を2050年まで年表方式でまとめてみました。
・令和2年(2020年)
東京オリンピック・パラリンピック開催
女性の2人に1人が50歳以上に
・令和4年(2022年)
九州新幹線(武雄温泉~長崎)開業
成人年齢を18歳に引き下げ、婚姻可能年齢も男女ともに18歳で統一
・令和5年(2023年)
北陸新幹線の(金沢~敦賀間)が開業
75歳以上の人口が2000万人を超える
空き家数が1293万戸、空き家率は19.4%に
・令和6年(2024年)
安倍晋三内閣総理大臣が古希(70歳)を迎える
・令和7年(2025年)
大阪万博開催
日本の高齢化率(65歳以上)が30%を超える
団塊の世代が全員75歳以上に(2025年問題)
65歳以上の認知症患者が700万人を突破、医療・介護費が74兆円規模に
この年までにキャッシュレス決裁比率が4割程度に
東京都の人口が1408万人でピークを迎える
日本全体で約600万人の人手不足に
・令和9年(2027年)
リニア中央新幹線(品川~名古屋)が開業
・令和11年(2029年)
15~64歳の生産年齢人口が7000万人を割る
東日本大震災の年に生まれた子供が18歳で成人を迎える
昭和生まれの30代が消滅する
令和12年(2030年)
この年までに宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本初となる有人月面着陸を実現
訪日外国人が6000万人を突破、旅行消費額が15兆円に到達
日本人の約1/3が65歳以上の高齢者になる(2030年問題)
年間死亡者数が160万人を突破
全ての都道府県で総人口の減少が始まる
令和13年(2031年)
北海道新幹線が新函館北斗~札幌まで全線開業
安倍晋三内閣総理大臣が喜寿(77歳)を迎える
令和15年(2033年)
空き家数は2000万戸を超え、空き家率は30%以上に
令和16年(2034年)
安倍晋三内閣総理大臣が傘寿(80歳)を迎える
令和17年(2035年)
介護人材が全国で79万人不足する
令和19年(2037)年
令和元年生まれの子供が18歳で成人を迎える
令和22年(2040年)
年間死亡数がピーク(約168万人)を迎える
「氷河期世代」の団塊ジュニアが全員高齢者(65歳以上)になる(2040年問題)
社会保障費は最低でも190兆円規模に
896の消滅可能性都市のうち、523の市区町村で人口が1万人を割り込む
令和24年(2042年)
65歳以上の老年人口がピーク(3935万人)を迎える
安倍晋三内閣総理大臣が米寿(88歳)を迎える
令和26年(2044年)
安倍晋三内閣総理大臣が卒寿(90歳)を迎える
令和27年(2045年)
この年までにリニア中央新幹線(名古屋~大阪)が開業
人工知能が人間に理解不能な領域に踏み込む「シンギュラリティ」が発生
令和28年(2046年)
年少人口(0~14歳)が1000万人を割り込む
令和29年(2047年)
この年までに高速増殖炉もんじゅの廃止措置が終了
令和30年(2048年)
日本の人口が1億人を割って9913万人に
令和31年(2049年)
令和元年生まれの子供が30代に突入
令和32年(2050年)
日本人口は9515万人にまで減少、高齢化率は40%に
年表に記載した予定や予想は「第1章 第1節 1 (2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成24年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府」「NRI未来年表 2019-2100 _ 野村総合研究所(NRI)」などを参考にしています。
もちろん30年前にスマホの登場や9.11などが予見できなかったように、今後30年の科学技術の発展や国内外の政治・経済状況の変化といった読めない要素も多く存在しています。
ですが日本の急激な少子高齢化と人口減少が、もはや多少緩和することはできても回避しようのない段階にまで達していることは既に各方面で指摘されているとおり。
私たちが今日迎えた令和は「日本の黄金時代」とはならなそうですが、目を背けることのできない現実をしっかり認識しておくことで、よりよくサヴァイヴしてゆけるかもしれません。
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