長引くコロナ禍で当たり前になったマスクの着用。はやく外したい人がいる反面、ずっと付け続けたい人が過半数にまで達しています。
そしてその理由も、なんともわかりみの深いものでした。詳細は以下から。
日本インフォメーションのプレスリリースによると、同社が全国の16~69歳の男女972人に行ったマスク着用の捉え方や今後のマスク使用意向などへの意識・行動調査の結果、コロナ後もマスクを付け続けたい人が過半数に及ぶことが明らかになったそうです。
コロナ後のマスク使用意向については、「いつも必ず使用」「できるだけ使用」を選択した人が全体で54.5%と過半数を超えました。
これは半年前の2021年9月の調査よりより15.9ポイント増えています。中でも20・30代女性の使用意向が6~7割と高くなっており、過半数を切ったのは20代・60代の男性と10代女性のみ。
コロナ後もマスクを付け続けたい理由としては、全体ではやはり「抗菌・抗ウィルスになる」41.7%と最多。衛生意識の高まりが伺えます。
一方で、女性では「メイクをしなくても良い」が各世代3~5割で、30代以降ではたるみやシミ・そばかす、ほうれい線を隠せるためといった声も多くなっています。
男性では「髭を剃っていなくても良い」が2~3割となり、口臭を隠せるためとした人も多くの世代で2割を超えています。
逆に今後マスクを使いたくない理由は全体で「息苦しい」が59.0%、「暑い」が41.3%と納得のもの。「メガネがくもる」40.2%に全力で同意したいメガネユーザーも多そうです。
加えて「肌トラブルが起こる」は10~40代女性と10代男性で5~6割に。10~40代女性の「メイクがつく」3~5割とも関わりが深そうな他、ニキビなどであれがちな思春期の肌にしんどいケースも多そうです。
危険なデモを繰り返すノーマスク集団のせいで「マスクをしない」ことへの視線が厳しくなっていますが、コロナとは関係ないところでマスク着用の「楽さ」が幅広く浸透していることが分かります。
そもそもコロナ以前から風邪や花粉症のためマスク慣れしていたと言われる日本社会。今後どのような光景になっていくのでしょうか。
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