【注意喚起】反ワクチン・ノーマスクのトランプ崇拝カルト「神真都（やまと）Q」が拡大、全国デモも多数計画

これまでも反ワクチンや「コロナはただの風邪」と訴えるノーマスク集団は全国に出没していましたが、名前を持って活動を始めました。

2022年1月9日から繰り返し全国でデモ行進を行っており、今後も活動を続けることを宣言しています。詳細は以下から。

コロナ禍の初期から、新型コロナはただの風邪、もしくは富裕層や権力者らからなるディープステートなる秘密集団の陰謀だとし、マスクを拒否する人々は存在していました。

その後のワクチン開発と共に活動は反ワクチンにも広がり、西洋医学を嫌ってオーガニックに傾倒するスピリチュアリズムや、なぜかトランプ前大統領を救世主とあがめる極右集団「Qアノン」とも手を取り合うようになっています。

そうした中で、いつの間にか「神真都（やまと）Q」を名乗る集団が形成されており、2022年1月9日に初の全国デモ行進を実行しました。

YouTube上には神真都Q関連の動画が多数アップされており、いずれもノーマスクで反ワクチンなどの陰謀論を叫んでいます。

各都道府県にリーダーがおり、LINEのオープンチャットなどで交流を行いつつ、デモ申請などもつつがなく行った上での実行という、かなり組織だった動きをしていることが特徴です。

この神真都Qは陰謀論界隈のインフルエンサーらが作り上げたものとされており、その一部は昨年話題になったテスラ缶にも絡んでいたメンツです。

神真都Qには「神意（あい）のうた」という応援歌もあり、そのキャプションでは以下のように説明されています。

「Q」というのはドナルド・トランプ氏が掲げる
「子どもたちを悪政から守ろう」という理念です。

神真都Qはそれを支持する日本の民間の有志のチームです。
我々はその尊大な理念に賛同して集まった市民の集まりです。

（神意のうた _ 曲_Bachmen 作詞_青沼李果作曲_小川拓久 - YouTubeより引用）

ということで、「Jアノン」とも呼ばれていた日本版Qアノンの分派のひとつと考えられそうです。

なお、9日のデモにはコミケにも出現して大ひんしゅくを買った、鬼滅の刃の煉獄杏寿郎のコスプレをした人物も参加していたことが報告されています。

なお、この人物は1月13日に東京地裁で行われた反ワクチン訴訟の第2回口頭弁論にも姿を見せていたことが弁護士ドットコムニュースにも報じられています。

裁判所前では、反ワクチンのプラカードを掲げる人や、『鬼滅の刃』のキャラクター煉獄杏寿郎のコスプレをして、「マスクを燃やせ」ののぼりを持っている人もいた。

（反ワクチン訴訟で「ノーマスク集団」が大挙　裁判所は異例対応、現場一時騒然 - 弁護士ドットコムより引用）

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