半導体生産に必須なネオンの世界的な供給が半減します。今後さらなる半導体不足に見舞われることになりそうです。詳細は以下から。
ロイター通信の報道によると、 ロシアのウクライナ侵攻激化により、半導体製造用ガスの「ネオン」を生産するウクライナの主要メーカー2社が操業を停止したそうです。
ウクライナ企業のインガス(Ingas)社とクライオイン(Cryoin)社は、半導体製造に使われるレーザー光の生成に必要なネオンの世界供給の46~64%を生産していました。
ただでさえ半導体不足が叫ばれている中で、生産に必須なネオンの供給半減は致命的。給湯器やエアコンなどの、私たちの日常に関わる電化製品の供給にも長期的な打撃となりそうです。
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