社会人でも意識的に学ばなければ、なんとなくしか分からない金融のお話を基本のキから丁寧に、しかも網羅的に学べるガイドが話題です。詳細は以下から。
話題になっているのは、金融庁が作成した「基礎から学べる金融ガイド」というガイドブック。
家計やライフプラン、資産形成から保険、クレジットやローンといった、日本で生活していく上で必要なお金に関する知識をこれでもかと詰め込まれています。
冒頭の家計管理では給与と手取りの違いから解説。税金や社会保障費がまず引かれることを明記しています。
続く生活設計では老後までのライフプランの考え方について説明しており、人生全体でのお金のプランを立てることの重要性が示されます。
預貯金では振り込め詐欺のトラブルなどにも触れられており、非常に実用的。
続く株式・債券・投資信託の項ではそれぞれの分かりやすい解説に加え、投資の始め方や投資方法の基本的なノウハウも紹介しています。
さらには保険のしくみと重要性を紹介。若いうちにピンとこない保険とは何かをしっかり学べるのは極めて重要です。
クレジットカードやローンのシステムや種類も丁寧に紹介。ここでは多重債務の危険性やギャンブル依存症についてまで触れられています。
最後にはフィンテックや暗号資産といった最新の金融情報についても触れています。
圧巻なのは最後のトラブル対策。事例別に相談先の連絡先が細かく掲載されており、まさに手元に置いておくべき一冊となっています。
株や保険、ローンなどは、自分が実際に必要になって学ぶまで、学校などで詳しく教えてもらう機会はほとんどありません。
実際には高校でみっちり勉強しておいた方がよい話ですが、このパンフレットをひととおり読んでおくだけでも理解は大きく深まります。
若者だけでなく、大人ももう一度しっかり読み返して損のない、みっちりと情報が整理され、詰め込まれたガイドとなっています。
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