【今週のサヴァイヴ飯】あらゆる余り野菜を一括でヘルシーなごちそうに、手間いらずで万能な「蒸し野菜」がすごい



冷蔵庫にハンパに余っている野菜をまとめて美味しくいただける調理法があります。

非常にシンプルですが、それだけにいくらでも応用ができる上ヘルシーです。詳細は以下から。


今回お届けするのは蒸し野菜。そう、タネ明かしをしてしまうと「野菜を蒸すだけ」です。ですが、蒸し器さえあればシンプルイズベストを体現した非常に強力な調理法となります。

今回蒸すのは冷蔵庫に余っていたこちら。にんじん、かぼちゃ、さつまいも、キャベツです。



まずはにんじんから。まずはへたと先っぽだけ落とします。


あとは皮をむかずに5mm程度に斜めに切るだけ。よほど巨大なにんじんでなければ皮が合ってもまったく問題なしです。


次はかぼちゃ。これもへたの部分だけ固いので落とします。ワタは傷んでいなければそのままで。


火が通りやすいので1cmくらいの厚さで切っていきます。


さつまいも。汚れを落としてしっぽの部分を落とすだけです。


あとは1cm弱の厚さで切ればOKです。


最後にキャベツ。大量に使うならケーキのように切り分けてもいいのですが、今回は少なめなので…。


外側の葉からむしり、5cm角くらいの大きさにちぎります。このやり方だと切り分けるより残ったキャベツが長持ちするのでオススメ。


鍋にコップ2杯ほどの水を入れます。


そして蒸し器をセット。


今回使ったのはこちらですが、100均でも簡単に手に入ります。


野菜を入れます。根菜から入れ、ちゃんと蒸気が当たるように野菜どおしの切り口がぴったり重ならないようにします。


最後にキャベツを載せて蓋を閉め、中火に掛けます。キャベツがクタクタになりすぎるのが好みでない人は、沸騰して5分後くらいに入れてもいいでしょう。


沸騰したら弱火にします。これは10分程度経ったところ。もうキャベツが透き通ってきています。


蒸し時間は沸騰から15分程度。根菜を厚めに切った場合は20分程度です。こんな感じでできあがり。


皿に移せばできあがり。かぼちゃやさつまいもなどは崩れやすいので注意。何も付けなくても旨味がぎゅっと詰まっているので美味しくいただけます。油も調味料もなしでここまで濃厚な味がするのかと驚くこと間違いなしです。


それだと物足りないという人は、粗塩や好みのドレッシング、ポン酢などをディップしながら食べてみてはいかがでしょう。個人的なオススメは味噌マヨネーズです。


こんな感じに盛り付ければちょっとしたごちそう感も味わえてしまいます。


アツアツは美味しいのですが、茹でていないためべしゃべしゃにならず、冷めても味がくっきりしているのが蒸し野菜の特徴です。冷まして冷蔵庫で2日程度は持つため、弁当のおかずにもぴったり。


またすでに火が通っているため、後日野菜炒めなどの具としても使い回せ、さつまいもやじゃがいもは潰してマヨネーズで和えればポテトサラダに。アイディア次第で使い道がガンガン広がるのが蒸し野菜の強みです。

これ以外にも瓜、大根、かぶ、変わったところではトマトやナスなども非常に美味しくなります。先週紹介した「無限ブロッコリー」を蒸して作るもの大いにありです。


とりあえず「余り野菜は蒸す」と頭に入れておくだけでフードロスを大きく減らし、塩分も油もなしで野菜が美味しく食べられるというのは覚えておくと役に立つこと請け合いです。

・関連記事
【今週のサヴァイヴ飯】高栄養低カロリーなブロッコリーを芯まで丸ごと楽しめる、お手軽な「無限ブロッコリー」を基本から | Your News Online

【今週のサヴァイヴ飯】材料3つの「ツナたまそぼろ」、どんぶり飯にも酒の肴にもピッタリの超時短たんぱく源レシピ | Your News Online

今夜の宿と食事の支援がすぐ受けられる「せかいビバーク」スタート、寮やネカフェにいられなくなった困窮者を公的支援機関へ | Your News Online