マッチングアプリでのネットワークビジネスへの勧誘が横行している様子が浮き彫りになっています。詳細は以下から。
ネットワークビジネス大手の日本アムウェイに入会させようと、目的を告げずにマッチングアプリで知り合った女性をエステに連れ出して入会を勧誘した特定商取引法違反の容疑で京都府教育庁の主事、森口卓也と自称自営業の岡田真理が11月11日に京都府警に逮捕されました。
本件ではアムウェイ入会への勧誘であることを隠して誘い出し「この化粧水がおすすめ。会員になったら安く買える」などと入会を勧誘したとのことで、特定商取引法第34条の3の禁止行為に当たるもの。
勧誘目的を告げない誘引方法(いわゆるキャッチセールスやアポイントメントセールスと同様の方法)によって誘った消費者に対して、公衆の出入りする場所以外の場所で、特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘を行うこと。
(連鎖販売取引|特定商取引法ガイドより引用)
2人は「勧誘することは事前に伝えていた」などと容疑を否認していますが、ほかにもマッチングアプリで知り合った女性20人以上を勧誘したとみて捜査を続けています。
出会いを求めてマッチングアプリを使う男女を騙すネットワークビジネスの勧誘は以前から問題となっていましたが、極めて有名な大手アムウェイ絡みで逮捕者が出たことは今後の状況にも大きく影響してきそうです。
同様の手口が広く周知されていたのか、そこにアムウェイ自体が関わっているのかなど現時点では不明。末端の販売員のみの逮捕で終わるでしょうか。
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