高須院長秘書を書類送検、クリニック関連会社の社員らに署名偽造指示も



高須クリニックの院長秘書に署名偽造に関与していた疑い。さらに関連会社も関与していた模様です。詳細は以下から。


愛知県の大村知事リコール運動を巡る署名偽造事件で、運動を主導した高須クリニックの高須克弥院長。

その高須クリニックのグループの事務や経理を担う関連会社「高須ホールディングス」の役員や社員が署名偽造をしていた疑いがあることを中日新聞社などが報じています。

同社役員でもある高須克弥院長の女性秘書が、先に署名偽造により地方自治法違反罪逮捕された田中孝博事務局長からの依頼で、社員らに名簿の書き写し作業の指示をしていたとみられています。

東京新聞社は女性秘書が「署名の数が足りない。高須先生は(偽造を)知っている」として社員らに偽造の手伝いを求め、報酬として数万円を手渡していたとしています。

署名偽造は同社が所在するビル内にある別会社所有の貸会議室で行われていたとのことで、先に判明していた佐賀市以外での偽造作業の様子が判明するのは初めて。

愛知県警はこの女性秘書と50代女性の2人を、田中被告と同じ署名偽造による地方自治法違反の疑いで書類送検しました。

自らの秘書と社員らが署名偽造を行っていたことになり、高須院長にとってもこれまでとは大きく状況が異なります。高須院長は「今は会社の経営にはかかわっていないし、知るわけがない」とコメントしていますが、秘書や社員らの証言とは食い違う結果になっています。

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