ドイツ第4の大麻合法化国へ、1300億円の税収増見込む



EU初となる大麻合法化はドイツということになりそうです。詳細は以下から。


ドイツのEU最大の週刊誌デア・シュピーゲルによると、ドイツの連立政権の3党が成人のレクリエーション用大麻合法化で合意したそうです。



合法化の法案は次期の議会に提出される予定で、成立すれば成人が許可を受けた大麻販売店でレクリエーション用大麻の大麻を購入して使用することができるようになります。

法案では同時にドラッグを検査して危険な混ざり物がないかを確認したり、依存症やドラッグによる危険性を軽減するハームリダクションの施策も拡充されます。加えて、酒やタバコ、大麻を推奨するような広告の規制も行われるとのこと。

大麻合法化大きな目的としては違法市場の駆逐が挙げられており、この成果は合法化の4年後に影響を検証するとのこと。

また連立政権の一翼をになう自由民主党は、大麻合法化によりたばこ税と同等の10億ユーロ(1300億円)の税収増が見込めるとしています。

タイまではオランダのアムステルダムが古くから有名ですが、完全な合法化国がないことを考えると、いち早く大麻産業を打ち立てられるのは大きなアドバンテージとなりそう。

なお、ルクセンブルクも大麻合法化に向けて動いており、遠からずヨーロッパに合法大麻の市場が生まれることは間違いなさそうです。

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