砂漠に種をまき緑化する、ウミガメのような超小型ドローンが開発



小さなドローンが砂漠に種をまき緑化していく。優しい未来のアイディアが登場しています。詳細は以下から。


A'seedbot」はデザイナーであるMazyar Etehadiさんの、アラブ首長国連邦のDubai Institute of Design and Innovationでの卒業制作。


小さなウミガメのようなこのドローンはソーラーパネルを内蔵しており、砂漠を這うようにして移動します。


昼間は電力を蓄え、夜になると地面を歩き回って種をまくのに適した湿度の場所を探して這いまわるのです。


そしてよい場所を見つけるとナビゲーションシステムに報告し、その場所に適した種を自動的に撒くことができます。

報告されたデータは集められ、政府や農業従事者、気候変動や農業を研究する人々と共有することが可能です。


小さなドローンによる小さな緑化作業ですが、最適な場所をきめ細かく探しながら種を植えられるのであれば大きなプラスにもなり得ます。

なによりこうして集められたデータはその後の緑化や研究への貢献も期待できます。

現時点ではコンセプトの段階ですが、今後が楽しみなアイディアとなっています。

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