アルバイト平均時給1210円で過去最高を更新、コロナ影響も小売や物流が好調



コロナ禍が中休み状態だったこともあり、人材を求める企業が増えたように見えますが…。詳細は以下から。


人材・DXサービスのディップのプレスリリースによると、2021年12月のアルバイト平均時給はが1210円となり過去最高を更新したそうです。

この調査はアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データをもとに集計したもの。平均時給は前月比19円増、前年比では87円増となっており、初めて1200円台の大台に乗って過去最高となりました。

エリア別で見ても、調査を行った4つのエリアすべてで前月を上回っている状況です。

関東エリア:1248円(前月比13円増、前年比91円増)
東海エリア:1163円(前月比12円増、前年比102円増)
関西エリア:1222円(前月比8円増、前年比10円減)
九州エリア:1168円(前月比55円増、前年比175円増)


また職種別で見ると販売と運搬・清掃・包装等が全エリアで前月、前年比を上回る結果に。

販売:1041円(前月比10円増、前年比21円増)
運搬・清掃・包装等:1267円(前月比102円増、前年比192円増)


職種別平均時給は以下のとおり。コロナ禍の影響とみられる増減が少なからずあり、はっきりと明暗が分かれています。


こちらは大職種別で見た平均時給。こちらでも事務職やサービス業での時給低下が際立っていることが分かります。


気になる高時給職種のトップ10はこちら。教育関連が上がっている他、時給が低下しながらもイベント関連やモデルなどは高い時給を保っています。


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