結果的にSpotifyはニール・ヤングの忠告よりも、人気のポッドキャスト番組を選んだことになります。詳細は以下から。
ベテランロックシンガーのニール・ヤングは1月27日までに、音楽配信世界最大手のSpotifyがコロナワクチンのデマを拡散しているとして配信を望まない意向を表明。
これを受けてSpotifyはヤング氏の楽曲配信を取りやめました。
(Photo by Wikipedia)
ヤング氏が問題視しているのはSpotifyが配信するコメディアン、ジョー・ローガン氏の人気ポッドキャスト番組。
ローガン氏がワクチン懐疑論者を取り上げていることをヤング氏は「偽情報を信じた人々を死に至らしめる可能性もある」と批判、番組を配信し続けるSpotifyの姿勢を問題視しています。
この番組には以前も科学者や医療従事者ら270人が「根拠のない陰謀論を振りまいている」と抗議し、Spotify対応を迫る公開書簡も出されていました。
結果的にSpotifyはヤング氏を含む一連のワクチンのデマや陰謀論への抗議を受け入れず、今後もローガン氏の番組を継続することに。
なお、YouTubeは新型コロナ含む全ての「ワクチンデマ」を禁止し、違反者にはチャンネル停止という重い処分を科しています。
コンテンツ配信を担うプラットフォーマーとしての姿勢の違いが鮮明に示された形になります。
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