高騰抑制策が発動されたものの、残念ながらガソリンは安くなりませんでした。詳細は以下から。
経済産業省が2月2日に発表した、1月31日時点のレギュラーガソリンの1リットルの全国平均小売価格が170円90銭となりました。
1月26日発表の前回調査より70銭高く、4週連続の値上がりです。日本全国の39都府県で前回より値上がりし、2県で横ばい、値下がりは6道県でした。
これに対し経済産業省は、政府が1月25日に初めて発動させた石油元売りなどに補助金を支給するガソリン価格高騰抑制策について、全国平均小売価格に対して2円50銭の抑制効果があったと明らかにしました。
この高騰抑制策では、1月27日から1リットル当たり3円40銭をENEOSや三菱商事など国内の主要石油元売りと輸入業者29社に支給しています。
単純にガソリン税を一時的に1リットル当たり3円40銭下げれば、全国平均小売価格に対して3円40銭の抑制効果が見込めるようにも思われるところ。
ですがガソリン税を一時的に引き下げる「トリガー条項」の発動には、現時点で岸田首相と萩生田経産相は揃って「考えていない」としています。
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