勤務中のキスやハグ禁止に、公務員の倫理規定が改訂



セクハラ対策がここまで到達しました。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、メキシコで公務員向けの倫理規定が改訂され、勤務中のキスやハグなどがセクシャルハラスメント対策として禁止されたそうです。


官報に記載された規則では、公務員に「触る、ハグをする、キスをする、なで回すといった性的、挑発的な身体の接触」を避けるよう要請。

加えて「相手の身体についての性的な意味合いを持つ言及、からかい、褒め言葉、冗談を言うこと」も警告しています。

さらにバレンタインデーの1週間にして、性的な関心を暗示するような贈り物も禁止。違反した公務員はメキシコの行政責任法に基づいて罰せられることになります。


今回の倫理規定の改定は、ラテンアメリカ諸国に蔓延する性的な不祥事や性暴力の撲滅を求めた女性らのデモに応える形で行われたもの。

いわゆるラテン系の、オープンな愛情表現のイメージの強い中南米ですが、今後大きく変わってゆくことになるのかもしれません。

・関連記事
小売店の店員ら、「仕事中に座る権利」を勝ち取る | Your News Online

レイプ常習犯への「化学的去勢」法案が可決、世界的な広がりも | Your News Online

学校でのいじめが「犯罪」に法改正、最大10年の禁錮刑に | Your News Online

人間を「ゾンビ化」させる合成ドラッグが蔓延へ | Your News Online